朝の連続テレビ小説「芋たこなんきん」

うっかり今日は会社を休んだので(理由:カニ食べたから)、気分が上向きになった夕方近くより、友人にお願いしてDVD最高レートで録り貯めしてもらっている「芋たこなんきん」を通しで見ていました。本放送は飛ばし飛ばしで見ているので、全てを見るのは初めて。すっごいすいすい見られるんですけど、逆に見ても見ても終わらないので(笑)、とりあえず第四週、全24話まで見る(学校へ行こうってそう言えば今日だった…忘れてた。それぐらい夢中で見てたっちゅー事で)。

いやもう、もちろん徳一さんが素敵なのは当たり前(理由:城島茂だから)なのですが、うっかりカモカのおっちゃんにも惚れました。いや、素敵でっせあの人。本気で。結婚するならあーいう人がいい!と夢見るぐらいには素敵。だって町子、すごい一緒にいて楽しそうだもの。ああ、私もあれぐらい一緒にいて楽しい女にならんといかんですね。町子もかわいいですよね。正しく愛されて育ちました、という朗らかさが、見ていてとても胸に気持ちがいい女性です。やはりあのパパの存在なのでしょうか。改めて通して見て、町子がえらくファザコンな事に気づきました(笑)。パパに素直に「大好き!」と抱きつける娘…年齢を鑑みると、そろそろ「おとうちゃん、キライ」とすげなく言い放っていてもおかしくない年頃じゃないのかな。まあ、あんなに格好良く(カメラいじって、なんだか難しそうな事をこなしている事自体が格好いい。容姿関係なく・笑)、もの柔らかで優しいおとうちゃん、うっとおしがる事なく、きちんと仕事の合間でも相手してくれるおとうちゃん、物知りで多趣味な、ギターまで弾けちゃうお父ちゃん。そりゃファザコンにもなるわな。目の前で格好良くお仕事をしていた、というポイントも高いんだろうなあと、物語に関係ない事も思ってみたり。そこのポイントは健次郎さんも同じですね。やっぱ子供には、親がどんな風に稼いで自分達を養ってくれてるか、見せておくべきなのでしょう。物語に更に関係のない感想。

あと、徳一さん兄弟の選定ポイントは、やはり「小顔」に「目」なんでしょうか。徳一さんと茂さんが並んでいると、ああまあ、雰囲気は似てるやも、と。しかし、あのお父ちゃんとお母ちゃんで、何故あそこまで柔らかタイプな人間が生まれるのか。ツンツンは判る、気性が似てる。だから衝突もするんだろうなー。やや、もっと不思議と言えば、あのパパとママで、町子ちゃんか、というポイントなのですが。おじいちゃんに似た、という事で(笑)。

しかし、これ朝見ていなくてよかったです。今日の放送もそうですが、朝からこんな泣き話(悲しい話だけじゃなくって、うれし涙も含めて)を見たら、うっかり泣きはらした目で出社する事になります。町子の結婚式も泣けましたね。おかあちゃんの「おとうちゃんにも」という台詞は、お約束には違いないんだけど、それまでも過去の回想で、子煩悩で、娘大好きで、娘も大好きだった「お父ちゃん像」が提示されていたから、余計涙腺が刺激されました。本当に、娘大好きだったお父ちゃんに見せてあげたかったね(涙)。瓦礫の山になった「花岡写真館」の前に佇むお父ちゃんの背中にも泣けた。幸せなシーンからの転調した流れやったから、余計にむごさが際だって。これから追いかけるDVDの中身も、戦争で歯抜けになっていく花岡家が映るんだなー。見たくないなー。これからのドラマの中身も、時々きっと、入るんだよなー。悲しかったり、嬉しかったりで、うっかり泣いちゃうようなシーンが。

ああ、駄目だ。やっぱ朝には見られません。ご協力をお願いしている友人には申し訳ないのだけど、最後まで頑張ってもらおう。またDVDと、ワインの一本を、差し入れしてこよう。差し入れしたワインの半分は、きっと私が消費するんだろうけど。

茂さんの出番が終わっても、普通に町子とかもかのおっちゃんのストーリーを追いかけて、ドラマはまだまだ続く。私もお疲れ様……いや、一番のお疲れは、ジャニファンもでないのに、付き合わされてる友人だな。どうぞ最後までお願いいたします。こんな所から、最敬礼。そして、素敵ドラマを作っている大阪城方面(NHKがある所)にも、深く深くお辞儀。最後まで頑張ってください。そして、茂さんを選んでくださって、どうもありがとうございました。ファンとしても、こんな幸せな作品はありません。