ARASHI ARAOUND AISIA in大阪城H(1/8)

嵐っこのコンサートに行って来ました。ジャニコン今年初。そしてイヤンな噂を飲み込んで考えるに、どうにもこうにもなさそーなトキコンを鑑みれば、夏までお預けかもしれない貴重なアイドルコンサート。お席が大変良かった11時の回と、もの凄い倍率だったオーラス15時の回を2回。もう貴重にしすぎて朝寝坊しました。11時スタートで10時ちょっと前に家を出ました。最近ゆるみすぎだ自分…反省。お待たせしたお三方様、申し訳ありませんでした。それでも10時30過ぎには会場に。よかった。相方のももちんにすでに購入していただいていた相葉たんウチワで参戦です。何故に相葉たんかと言うと、今年の大ちゃんウチワをご覧になった方には理由が判っていただけるかと思います。ももからの「大ちゃん笑顔が微妙」という一言で相葉ちゃんを先に買ってもらったんだけど、正解だった。すまぬキャプテン。後、特筆すべきは翔くんのウチワが激イケてた事でしょうかに。後のお二人は拝見してないなー。嵐っこの客席うちわは、ネーム入りの手作りウチワが多いような気がしますがいかがでしょう(ついでに言うなら、裏に『投げチューして(ハート)』という文字が多いような気が。お約束?)。

今回はアジアをラウンドしてきた、その凱旋コンサートという位置づけで、基本的に他でご披露されたコンサートと一緒だったようです。ももちんが言うには、夏コンとも同じ曲があったとな。いやもう、昨年の夏は見損ねていただけに、超ラッキー。その夏コンと一緒だったという演出が、もう大のお気に入りで!翔くんが「COOL&SOUL」って言ってたので曲名だと思うんですけど、正解ですか?記者会見風の机、並ぶ卓上マイク、それぞれの表情(おおむね怠惰)で客席と向き合う、椅子に座った5人。翔ちゃんにいたっちゃ、両足机の上に投げ出しです。松潤は大門サングラス姿だし、ニノは頬杖です。てかもう、自分の目の前の卓上マイクを掴み、抱いて歌う5人の格好良さが表現出来ないのがくーやーしーい!一番の大ツボ(言い換えば大萌え)は横顔のまま片手にマイク、片手でけったるそーに髪の毛をかき上げた相葉ちゃん。何あの視線!何あの指先!何あの小芝居!目撃した瞬間、胸の奥底にある「ツボブザー」を思いっきり押されて、口から「ぼえーーーーーー!!!」と声にならない悲鳴が上がりました。あのアホな実験ばっかりやりこなし、世間的にもすっかり「アホの子」認知で確定している青年と同一人物とは。延々今でもそこ、リピートです。脳内レコーダーって便利。何て歌ってたかわかりませんが(失礼)。昨年のブイ夏コンの際の、カミセンちゃんの曲の演出と同じぐらい大好きです。ああいうお芝居こんだ演出が好きだー!


以下、メモ。忘れない内に、ツボった所だけでもすくい上げておきます。

○「Lucky Man」の松潤はエロい。特に間接がエロいと、ももと再確認。いつも彼を見るたびにかの御大「キムタク」先輩を思い出すのですが、何が似ているのかわかった。踊りの重心が下半身(特に膝から下)にあり、常に腰と膝が柔軟に動いている部分がたくちゃんと似てるんだ。キムタク先輩の重心が下がっているのが自然か必然かは知りませんが、松様(彼の偉大なまでの御大オーラに、また新しい愛称が生まれてしまった)はクセ?わざと?膝を曲げて重心を下げている風味。歩くときとか、ターンとか、何気にリズム取ってる所とか、似せてるわけじゃないんだろうけど印象として本当に似てる。「キムタク」の次は「マツジュン」だなあ。

○ニノのソロは犯罪並にかわいい。いつかあの子、誘拐される。そしてあの振付が復活!ほら、あのお尻付きだして、指さし点検をするフリ!一昨年の夏コンだか冬コンにあったと思う、見た者全てを思考停止にさせる、悩殺ポーズ!…こんな説明で判ってくれる人がいるのかどうか疑問だけれども、取り急ぎ『ニノソロはかわいい』という事だけは伝えたい。しかし、あの足の上げ方、ジャンプの仕方、首の傾げ方は、三宅の健ちゃんのかわいさと同種と見た。

○「COOL & SOUL」の導入部分は、記者会見を受ける嵐、というイメージVが流れるのですけれども、1回目も2回目も、相葉ちゃんがアップになると笑いが起こっていた。何故?本人、別に笑いを誘うような事してないのに。長袖のヒョウ柄衣装が画面にしつこかったから?卓上マイクが見るからに大きくて、相葉ちゃんの顔の半分を隠してたから?相葉ちゃんがまじめな顔して、賢そうな事をしゃべってたから?

○このヒョウ柄衣装、松様が召されていた「ノースリ+ロングコート風ライン」デザイン衣装が「ブイだとまさゆき担当衣装だよね」という話になり、じゃああのフードついたニノの衣装は健ちゃん、准ちゃんはこっちで…と当てはめていくと、当然一人足りない。ももと二人で「じゃあ井ノ原はなし」と決定。イノはあの「ジャニーずムービングステージ(別名:パンチラステージ)」の下で、カミセンたちゃん達のうちわを思い切りの笑顔で振っているという事で納得。

○相葉ちゃんソロ。衣装のノースリシャツは、赤地に黒のチェック柄+腰あたりで白地に赤のチェック柄に切り替わっている、Aラインのもの。それを前ボタン全開で着用。中身は胸(with乳首)。ここまではいいのだけど、下は細いジーンズのハーフパンツに、ローカットスニーカーから三センチ覗く靴下。びみょーなバランスでちょっとなま暖かい笑みがこぼれました。
→で、萌えのままに考えてみたんですが、(1)ハーフパンツをいっそ短パンにする。(2)靴下をニーソックスにする。(3)スニーカーを黒のミドルブーツにする。(4)シャツの前ボタンを全部閉めて、ワンピース風にする。…この内のどれかを導入していただくだけで、かなり変わると思うのです。複数導入でも可。関係者様、そして相葉様、ご検討下さい。あ、目の前をジュニアと共に踊り歌いながら過ぎていった相葉ちゃんは、ものごっつかわいかったです。おめめがキラッキラしてました。

○大ちゃんソロ。大ちゃんの踊りは、本当にブレない。見ていて爽快。そしてあの効果音の入り方に、マサユキを瞼の裏に蘇らせた人はどれぐらいいるだろう。統計が取りたい。根っこの先からブイロクスキーでごめんなさい。

○大宮SKも凱旋。「タカ&ユージ」って、絶対判らない世代いるよ。
→ネタメモ:輝かしい活動VTRを放映し、中国語?バージョンの大宮SKのテーマをBGMにお二方登場。ひとしきり踊った後に、片言の日本語で「ソレデハ、皆サンニ、オ年玉カワリノ、モノヲ見セマス」って事で、何故か「舞台の両端から全速力で走ってきて、センターで「肉と肉のぶつかり合い:すなわち抱擁」を見せてくれる事に。ここの流れがもうすでに意味がわかりません。一部の最後は、同じ布団に横たわる大宮SK、傍らに眠る(?)宮の方に向かって(多分イメージは『情事の後』)、大の方が「『オムソバ』の「そば」を取れば……卵焼き?ねえ、卵焼き??」と問いかけて終了…シュールレアリズム。

○MCで成人式の話になり、自分達の明治神宮での成人式の話に。自分の時は誰と一緒だった?という問いに大ちゃん「……おかっち」。普段呼ばない名前で呼ぶなよ、となじられる(そのなじられ最中に、ニノが「ナカイ風に言うな」とかなんとかと言った気がしたんだけど気のせい?)。他は?の問いに自信満々「城島くんがいた!」と答えて、そうじゃないだろう、そりゃ後見人だよとやっぱりなじられる(そのなじられ最中に、ニノが「とっくに成人じゃねーよ!」とかなんとかと言った気がしたけど気のせい?)。

○松様ソロ。あ、あれ…!!いつぞやのまー&博と一緒だ!!!箱に乗って客席のドまん中に登場、パイプから吹き出すCO2(白い煙)をまき散らして、っていう演出。すんげーデジャブ。松様はCO2をまき散らすだけでは飽きたらず、客席通路(柵もなんにもございません。本当に座席と座席の間の狭い通路)を練り歩きで移動。一部は、ステージに対して平行、横通路をちょろっと移動(そして、ステージまで戻るのに人力箱台車[ブイロクコンでもすっかりお馴染みの、アリーナ客席間通り抜け専用の、テレビラックみたいな台]で、全力疾走の高速移動決行。あれ、上に乗ってるのがスタアなら、途中で白目剥いてると思う。それぐらい高速で移動)しただけでしたが、二部のオーラスでは、いきなりステージに向かっても大行進開始。先導のスタッフさんが大慌てで右往左往している様が大変面白かったです。

○翔くんソロは、なんていうか、彼のヘソピや鍛え上げ系ボディラインと一線でつながっている内容だなあと。そんな感じ。

○松様ソロはロックな感じの曲やったわけですが、紫色の衣装で立つ松様一人で十分にロック風味は満喫出来るので、下手にギターの子(Jr.)を入れて絡まなくてもいいかと思います。ほら、バンドでボーカルとギターが背中合わせに立ったりして絡むじゃないですか。多分アレがやりたかったんだろうと思うのですが、あまりにもギターの子が。あまりにも。ちょっとお気の毒……。

○着物を着て、和風な演出の曲。最初は扇で優雅に、途中ライトセーバー(ブオンっていう音が聞こえたから間違いない!)に持ち替えて殺陣の形を披露。おおちゃんはさすが。セーバーの先まで決まってます。あのご出演のお芝居自体は絶対的に好きになれない類なんだけど、こういう素敵成果がみられるのはいいのかな。後の4人は、バットを振り回してるように見えました(笑)。特にニノ。途中、バントまでしてた。野球少年で何よりです。

○ここからラスト、「PIKA☆NCHI」や「PIKA☆☆NCHI DOUBLE」「言葉より大切なもの」あたりの並びが大好きで張り切りすぎたら、両膝に青あざが出来ました。

○どこのタイミングか忘れましたが、スタンド前列に入っていた一部で、松様の視線とお手フリが私ら周辺を直撃(ありがたやありがたや)。一瞬足を止め、見て、手を振った彼の口は、なんでか丸く開いていました(言葉にすると『アハ!』ってな感じの口のあけっぷり)。目はキラキラ、顔ちっちぇー!思わずこっちの息が止まりそうになるあのおめめ。……前にも見たことがあるなあと思っていたら、隣りで同じく直撃されていたももが「准と一緒…」とシミジミってました。おお確かに。しかし、もっとニヒルで来るかと思っていたら、思い切り無邪気な笑顔だったのでびっくりしたよ、松様。

関ジャニエイトの、三人(ヨコ・すばるくん・安田くん)が来ていた(二部)。



…と、そんなこんなでかなり好きなコンサートでした。5年ほど前、真剣にその行く末を心配して、アホ二匹(私ともも)が夜通し語り明かしてしまったぐらいの嵐っこでしたが、もうそんな語り明かしたカーニバルナイツなんぞポイです。記憶消去です。心配して寝ずに語ったあの頃の私たちに、お前らが心配なんかせんでも十二分に嵐っこたちは大きくなるから、とりあえず寝ろ、むしろトニコンの明日を語れ、とお告げしてきたいです。デビューして7年目で、まだまだ勢いドンドンな嵐っこ。頼もしい。大きくなったな、というよりも「太くなった」の言葉の方が相応しいかな(否・翔ちゃんの首)。嵐らしいコンサートだなあと。何が嵐らしいのかはわかりませんが、とどのつまり、「5人が揃えば嵐」だなあと。普段バラバラでも、揃えば「嵐」なんだと。オーラスのひとりひとりのメッセージを聴いていても、昨年はその事をご自分たちでも確認できた年だったみたいだし。今まで無自覚にやってきた「5人いることでの強み」というのを、実感を持って把握した上で、改めて「5人だとこんなとこまで出来るんです」と見せてくれたコンサートのように感じました。いや、これ強いよ。今までともすれば内輪遊びのイメージが強かった嵐っこなので、余計に。計算して打ち出せる「魅力」は武器。

嵐いいなあ、嵐。夏が今から楽しみです。
てか、夏あるよね?トキコンとは重ねないでね(笑)。
ももを始めとした関係者各位様、どうぞ今後もよろしくお願いいたします<(_ _)>!