コリスちゃま。

今日はBUMP OF CHICKENでした。いま、ももをお見送りして帰る途中。

城ホールアリーナ席なし立見、ってのは初体験でしたが、なかなかに見やすかったです。30分、外で待たされたのには閉口したけどね。しかたないんやけどね…けど寒かったのねん。

バンプは昔のアルバムはかなり聞き込んでるし、フェスでは絶対見てるしで、逆に今までワンマンを見た事ないってのが不思議なぐらい。巡りあわせ、ってやつで、今日やっとこさ。

生であらためてきちんと見られて、やっぱり藤原くんはすばらしいボーカリストであり、すばらしいソングライターである事を再確認しました。
シルエットひとつ、囁きのひとつが、鑑賞物となり商品となりうるその稀有な才能。いやもう、ほんまうっとり。
そして「花の名」からの二曲続いたバラードは絶品でした。聞き惚れた。歌声が永遠でした。

……しかしま。
ライヴバンドではないという評価は正しいっすね(笑)。演奏ヤバめ。フェスでは感じた事なかったんだけどなあ。なんだろ、あの不完全燃焼感。「天体観測」、ほんとならもっと上がっていいのに、あのひざかっくん感。おおおおお、惜しすぎるー!BPM高い曲が苦手なのか。他も怪しい曲あったなあ(笑)。すんなり流れないリズム、演奏。思わず絶妙な間で「ぅおい!」って突っ込みいれてもたがな!

まままま。
ただ、あのメンバーじゃないとこのバンドは成り立たないんだって事も、ひしひしと伝わるのです。
ふじくんの才能、作りだす曲、声、存在、
そんなふじくんを支える、幼なじみたちが作り出すほっこり空間。
それがないと、バンプじゃないわけで。

ありとあらゆる意味で、稀なバンドなんですね。それだけ、藤原基央っちゅー人が作り出す世界は、強大で魅惑的。その「基盤」が揺るがない限り、このバンドは永遠にこの形なんだろうな。いいとか、悪いとか別にして、それが「BUMP OF CHICKEN」というバンドなんだと。

どっちにしろ、私も藤原くんの持つ世界は大好きだし、他の三人の「うちの藤原、すごいでしょ!」っていわんばかりの仲良し雰囲気も好き。多少演奏がもたついても、ベースやキックの音が聞こえなくても(笑)、そこを是正すると彼らの魅力は変質してしまう事を、本人たちはもとより周りの「大人」がよく理解した上で、今のような形での発展をしてきてるんだよな、このバンドは。なんぼ言うたかて、これからも楽しみにしてます。
今度は機会あれば、ライヴハウスで見たいっすね!大阪城ホールはデカすぎたかなー。ほならフェスはどないねん!やねんけどね(笑)。

ちなみにタイトルは、ライブ中にももが言い出した、ちゃまくんの定義。頬のぷっくり具合、口元のむっくり感、何よりひと時もちっともじっとしてないそのちょこまかした動き。
まさにコリス。

しかし、グンニグルを聞きたかったなー。ダニーもよかったんやけど、わしはグングニル派。残念!

とり急ぎここまでー。