ROCK BANK!@大阪BIG CAT(3/14)−続報

monobright特化版。


今年に入って2回目のモノブライト
スネオヘアーさんとの対バンという素晴らしいブッキングを見せてくれたのは、私めのメインバンク・りそな銀行でございます。っていうかさー、りそ銀に口座二つも持ってる上に定期預金も積み立て預金も商品も購入してるのに、そんな人には何か特典があってもいいんじゃないのおー?!…とか、せこちい事を考えていたのは私。

しかしそんなせこちい事を考えていた私をガツンと吹き飛ばしてくれたのは、お友達がゲッツしてくれたチケットの整理券番号。こんな番号見たことないわ!…っていう事で、余裕で希望通りでーさん・桃側の最前を獲得。桃はいわずもがな、でーさんラブな二人にとってのベスポジ。
ただし、ここに立つとまっつんがほぼ見えない事に今更ながらに気付く。まっつん、さいなら。


[セットリスト]

1. 未完成ライオット
おなじみのSEと共にモモケルズ登場。
確かまっつんが先頭で下手から出てきたような。
でーさん、新しいプレジョン抱えてます。彼より年上の楽器様、傷が渋い。イメージで言うとシャンクス?(イメージすぎる)。けど赤のリッケンの方が華やかでかっこいいなーと思う←見た目重視。
「おはようございます、モノブライトです!!!」という挨拶の後に「聞いてください、『未完成ライオット』」って事でぎゅいーんとスタート。いいいいいいきなりこれかっ!と思う間もなく、後ろからがっつり押された。しょっぱなから桃の歌はキレあがっていた……。

2. バタフライングリップス
ええええ?二曲目これですかい?!!
もちろんテンション更にアップ。

3. 歌舞いた魚ディスコ
ええええええええ?!3曲目…もおええっちゅうに。


で、簡単にロックバンクに関してのMCが入って。
ロック+銀行(BANK)が性的な関係を持った上での今日のイベントだそうです(笑)。
セックスだとかなんだとか。ハイレベル過ぎてわかりません。
電気アンマがどうとか言う話もしてたな。「使ったことある人―」って、あんた……。
で、ワンマンと同じ流れで「今日は金曜日ですねえ〜(こにゃこにゃ)」とにんまりした後、


4. 週末アンセム
まっつんと桃ちゃん向かい合って出だしを合わせる。
あまりにも桃がまっつんに近づきすぎて、まっつん若干後ずさり気味。
週末アンセムのベースはかっこいいんだよなー!!
ループしてるから私にも弾けるかもと錯覚させるのもグー(笑)
でーさんの「はーっ!」も聴いたよ、もちろん要チェックだよこのやろう。

5. キミの架空
6. 天の河にて
シングルのC/W祭り。カップリングはまだ未チェックだったのでただ聞くのみ。桃ちゃんの声はスローでもミドルでも十分力強くて説得力がありあり。
けど、自分的クライマックスは次の曲。

7. まぼろし
聴いてて不意に、「ああこの人はまだ失恋中なんだなあ」としみじみした曲。
この人の描く世界は一見非常に不条理(言葉の並びがへんてこでゆがんでる)んですが、耳から伝わってくる歌の感情はめちゃくちゃシンプル。

この歌だって、結局残るのは「君はいつか他人になって」っていう、あまりにも真理すぎて無視したくなる痛い一文だけ。きっと桃お得意の『元カノの歌』なんでしょうが、聴いてるとあまりにその遠くなり「つつある」時の寒さをリアルに肌に感じるので、だから「ああこの人はまだ」っていう感想に。

それだけの感情を歌声に乗せることの出来る桃は、やはりボーカリストとしてのポテンシャルは高いんだろうね。へんてこなパフォーマンスに目がいくから、なかなか気付きにくいところではありますが。桃ってモテそうなんだけど、きっとあらゆる理由で長続きしないんだろうなあなんて、そんな彼の側面にも思いをはせてしまう一曲。余計なお世話だね。

また、こういう『痛い』歌を、真摯に歌い上げることの出来る桃の生真面目さは特筆すべきもの。要約すると、こんな風に歌える桃は、やっぱり歌い手として素晴らしい!って事です。くねくねこにゃこにゃ、ひと時もじっとしてない方が多いんだけどさ。騙されてはいけません。いつかアコースティック形態のモノも見たい。そう思わせた一曲。桃野、じっとしてても歌えます、みたいな(笑)。
お客さんもじっと聞いてたよ、最後まで。モノの客は基本的にやっぱり「モノ大好き」な人ばかりなんで優しいよ、レスポンスが。


しんみりしちゃったねーって事で水を飲んで気分転換。「水飲む!」
水、美味しい?と訊かれて桃にっこり
「うん、大阪で飲む水は美味しい……(くわっ)なんて媚びるのは俺はいやだよっ」
あっはっはっはっ!!!(爆笑)桃、最高。
で、そのまま「踊ってください」って事で


8. WARP
9. デイドリームネイション
WARPはライブで聴けば聴くほどテンション上る曲。最初のギターからばくんっって音が爆発する瞬間の音の圧がたまらんです。

10. 学校
CDJで一目(聴)惚れして以来、一貫してうるさく言い続けてるこの1曲。あのインパクトといったらなかった。もう何が一番好きってリズム隊で、こないだのワンマンもがっつりでーさんかぶりつきやったんですけど、今日は違った。
桃野、いきなりハンドマイク。まーじーでー!!!!
スタンドからマイクを取ると、まっつん側から攻めに行く桃。コロガシに乗って客を煽る煽る煽る。上手から下手へ、歌い煽り、股間まさぐりながら(笑)移動。ただでさえ結構サイズデカめな桃が、コロガシ乗って歌ってみ?迫力満点っすよ、はっきり言って若干怖い。目の前まで来た桃、目が据わってます。その目のまま、マイクこっちむけてコーラス部分を歌うよう煽りまくり。自分から客に手を伸ばしてくるし(伸ばされた腕の内側がものすごい色白だった…何みてんだ自分)。
そして最後にテンション上がりきってフロントスピーカーによじ登って乳首見せつつ煽る桃。これはなんていうストリップショーなんでしょうか。そんな桃には関せずガツンガツン音をぶつけまくる楽器隊。ベース音が独立するでーさんの見せ場見ようか、スピーカーによじ登った桃を見るべきか、めっさ迷ったやんけー(交互に見てました)。
そして曲最後、ステージ振り返ると何を思ったのか、いきなり桃、飛ぶ。およそ高さ、彼の身長分ぐらい…違う意味で怖かったよ!あんた、ステージの上にはコードとかスピーカーとかでーさんとか(笑)いるんだよ、危ないじゃん!!!
案の定、完全には止まりきれず、とっとっとっって感じででーさんのマイクスタンドに激突、スタンド倒れるのをスタッフさん慌てて立てて。
倒れこんだ桃はというと、その間も真剣な目と顔つきで客をにらんで、マイク片手にむくっと立ち上がり、センターに。その座った目がでらかっこよかったっす。興奮が映ったのか、アウトロで雄たけんだのはでーさんでした(笑)。
それにしても、でーさんは桃のむやみな攻撃(本人無意識)をよけるの、上手だな。

11. 頭の中のSOS
イントロでちゃんちゃっちゃっちゃ♪って始まってギターのメロディが終わるところで、「踊れ!」って桃が言うのがすごい好き。
でーさんがアンプに向かって左右ステップ踏むのを見るのが恒例。そして飛ぶ飛ぶ。これがヘビロの時はかかるたびにウザくて仕方なかったんだけどなあ(笑)。今でもモノを仕事中に聞くのは苦手やけど。


ちょっと息継ぎ的MC。当日に書き付けたマイ・メモには「でーさんに嫉妬するもも」と書いてあるんですけど、何があったんだっけ(笑)。でーさんを呼ぶ声が多くて、桃ちゃんが「俺を呼べ!」とか「俺だけでいいんだ!」とかいったんだっけ?言いそうやな桃ちゃんなら。
で、最後の曲は新曲です、って事で。


12. あの透明感と少年
うーん、これはコンセプトアルバムの中の1曲だっていう解釈でよろしいか?通しで早く聴きたいな。ちなみに今度のアルバムの中での期待の曲は、圧倒的に「幽霊」と「雲男」。私は彼らの(ていうか桃ちゃんの)不条理きわまりない、こんががらがって音も言葉ももつれてる部分が大好きなので、そーいうのをこの2曲のタイトルから期待。

どの曲か忘れちゃったんですけど、WARPだったっけ?アンセム?でーさんがピックと指弾きを平行してやってる曲があって、ピック使った後に指に移行するのにピックをくわえてる姿に胸キュンしちまったい!いやもう、本当にでーさん、見ててちっとも飽きない。面白い。楽しそうでよし!



とにかくよいライブでした!
モノブライトのライブは、見終わった後の興奮がたまりません。