20th century コンサートツアー2008@大阪


坂本昌行フォーエバー!!



って感じで。
バッタバタの中で9日・トニッ子ン大阪公演、二回見せてもらいました。お友達ズに感謝。もうすべておんぶにだっこ。ほんまにありがとう。今更ながらにめっちゃ感謝です。

いやさあ、最近桃桃、ダカさんダカさん、タロウちゃーん!と言い過ぎてたんで、さてはてどうなるかなわ・た・し!(うッぜー)みたいな心もなきにしもあらずだったのですね。
いやもう、完全、出戻ってしもた。


坂本さんがすごくすごく!恰好よかったのです!!!!



坂本さんを見つめ続けてはや○年、多分最高峰のかっこよさやった。
そりゃ今までの坂本さんも恰好よかったさ。
しかし違うのだ!なにかが違うのだ!
なんつか、背中に一本スジが通ったというか、器が深くなってる……というよりも安定した感じ。江原風に言うと、オーラの色が代わったとでもいうか(笑)。

とにかくなにより、歌がうまくなっていらしたのです。
これ、正直予想外だったので、本当にびっくり。これからも上手くなるんやこの人?!って。
もちろん、坂本さんら前から歌うまいよ。一定水準上やった。
けど、イマイチ「歌うまいね」止まりやったじゃないすか。そこから先の領域「歌、すごかった!」てとこにはなかなかいけなくって。
一瞬はあるのですね。一瞬、「うわ、歌すげ!まあきゅん歌うまい!」っていう『瞬間』。
けど、瞬間やったわけです。他は「うまいんだけど、こう、胸にくるとかそういう感じじゃないよね。ちょっと惜しいよね。もう少しだよね(けどかっこいんだけど←ファン感想)」っていうのがまあの歌に対する見解でした。

しかし、今回の坂本さんは違う。絶対違う。
なんつかな、歌がめっさ立体的になって観客に迫って来る感じ。
感覚にどんどん切迫してくる感じ。
こっぱずかしさを我慢して(笑)書くと、声聞いてるうちに、じわじわ涙腺にキてしもた。歌きいててドキドキするねんもん。テンションにぱくっと火がつく感じ。ぎゃーっ!と絶叫したくなる一瞬というか。

こういう「魂が発狂する瞬間」って、正直まあの「歌」では味わったことがあまりなかったのですね。コンサートでは特に(私がムージカルスタア★坂本昌行が大好きなのは、その魂に火がつく歌声が味わえる瞬間が時々、コンサート時より確実にあるからです)。
けどね、今回のトニコンですごいのは、「全編」ドキドキしたんですよ。まあの歌声に。歌ってるまあを見ながらぼんやり「私この人のソロディナーショーとかあったらいくら出せるかなー。6万?7万?いや、8万なら出せるなあ。今のこの人の歌声をじっくり堪能できるなら、8万は絶対惜しくないなあ。絶対行くなあ」と考えていたくらい(長いよ)。後ほど、友人が「昌行飛びぬけたよね」と言っていたのを聞いて、私が「ソロディナーショー」と想像したことと言葉は違えど、考えていたのは同じことやったのかもしれません。

今の坂本さんの声を、じっくり堪能したい!

そううっかり熱望してしまうほど、坂本さんの歌が素晴らしかった。いやもう、それしか今となっては思い出せん。
特にねイノ吉と歌っていた「旅立ちの翼」の歌声のやさしいこと。もう思い出しても涙ぐんでるわし。相当あたまおかしい。歌詞がそのものすごいやさしい歌なんですけど、それに輪をかけて歌う坂本さんの声の優しさ、甘さに相当ノックダウン。どうしていいんかわからず、ガン見していた双眼鏡を目から外して顔を抑えるわし。「かっこいい・・・かっこいい・・・泣けるんですけど・・・・・・」。訴えた先の友人は、私のその様子を見て爆笑していた(笑・失礼な!)。

けどここの曲の並び、卑怯(主に坂本ヲタにとって)だと思ったよ。
そんな優しいやさしい歌声のイノとの「旅立ちの翼」の次に、ジャジーな生演奏バックに登場してきたのが、白シャツにキラリパンツ・キラリベストを羽織った、足なげー坂本さんが登場して椅子を小道具に歌い踊る「GOOD ENOUGH」。
アンギャーーーーーーー!!!!!
照明まで色っぽく、ほんまにどこかの(ラスヴェガスあたりの)ショーステージの一幕みたいな色気ふりまいて踊り歌う坂本さん。
もうやめてーーーーーーーーーーーーー。
こういう時に発狂できずに、黙り込み・考え込んでしまう私は損な性分だなあと思いますが(笑)、いやもう、グッドイナフな坂本さんを見ていてつくづく「自分が坂本さん好きな理由」を思い知らされてしまった。ああいう坂本さんがやっぱり一等好きなんすよ。ああいう事ができる、見せることのできる坂本さんが好きなの。劇団四季と宝塚から始まるわしの舞台好き系譜の中に、どんぴしゃ真中にくる存在なの。それが坂本昌行っていう人なの。宝塚好きと男好きを橋渡しする数少ない存在。そういう存在になってる坂本さん。ああもう、大好きだ(結論)。

だもんで、初めて見た1回目はひたすら「かっこいいかっこいい私あの人大好きです」と、誰に訴えるわけでもなく胸の中でつぶやき続けていたわたくしですが、2回目は、なんでかひたすら胸中で「ありがとう、坂本さんそんな踊りを踊ってくれてありがとう、マジでありがとう」と感謝し続ける、自分でも意味不明な展開に。いや、たぶんあんな踊りを踊ってくれてなかったらここまで坂本さんZOKKONラブなことなんてなかったので、そのことに感謝したい気持ちになったんだろうね。まるで他人事。私、たぶん将来的にはHATSUE(御母堂)にも感謝しながらコンを見るようになるんじゃないだろうか。いやいや、今でも大感謝ではありますよ、もちろん。

ちょうどコン前にみんなで「結局うちらってどれぐらいからファンなんだ?」っていう話してたのもあいまって、どういうきっかけで好きになったんだっけなーとちらっと考えていたのもあったのだと思う。そして結局私はいつからのファンなんだろう(笑)。この時の話だと「2001年じゃない?」って話になったんだけど、そのあとももと話したら「2000年だよ」って。少しの違いですが、どっちにしろずいぶん長いことファンやってるもんです。その長さ、ファンをやってられるのも坂本さんのあの歌と踊りのおかげなんだよね。眼が離せへんのですよ、あの歌と踊りに触れる度に。

正直、そろそろジャニも卒業かなあと思ってた気持もちらりあったんだけど、そこにきていきなりの坂本さんの歌の度量UP。歌のキャパシティが広がる事で、同時に広がった彼自身のさらなる未来への期待感。ああもう、結局ヲタ、辞められそうにもない。いつまでもその実力と魅力で私らを引きとめてくれる、その努力とかパワーとか、そういう彼らのあれやこれやに不意に感謝したくなってしまった。

オープニングの「ちぎれた翼」で、ロンジャケにお帽子という、これ以上にないぐらいにトニなお衣装な坂本さんがお帽子に手をかざして歌う姿にしょぱなから腰砕けたり、「ユアマイーッシェルター!」でドッカーンな登場だけに飽き足らず、ラストの「ラブシェルター♪」で客席に「恋の弾丸(またの名を指拳銃で客席にバキュン★)」を撃ち込んでみたり、パキパキくるくる踊る坂本さんには翻弄されっぱなしです。

よーし、お父さんOZ頑張っちゃうぞー!てか単純に楽しみすぎます再再演OZ。相当進化していると思うよ。坂本さんにどうしても今まで足りなかったものが加味された「ピーター」は、どんな風になるんでしょ。楽しみすぎます。楽しみすぎてうっかりよだれです。口元も緩くなる。自分で客に「私はあなたのとりこです!!」と叫ばせて、その声援を一身に受けて「これ、たまんねー!!!」と超笑顔で言い放った坂本さんに、やっぱりとりこ。しかし、即興でそのセリフ(=「私はあなたのとりこです)」が出てくるって、どういう思考回路なんだ、坂本昌行




しっかし、これってトニコンの感想のはずなんだけど、あと二人の姿がない(笑)。
博さんは痩せて精悍さがありました。身体からまったり感がなくなり、髪の毛もおしゃれ短めアシメントリでかっこいかったです。イノ吉はいつものイノ吉でした。結局生でみるとやっぱりかわいいんだよね。ただ、色っぽさはなくなったなあと思う。彼の場合、もともとそういう方面で売ってる人じゃないからいいのかもしれないけど、やっぱり背中あたりからそこはかとなくあった『色気』が見えなくなったのは寂しい限り。そういう曲が今回なかったからかな。

まあいいや。
後の詳細は、友人ズや他の皆様の優秀なレポートを拝見いただくとして、わたくしは思いの丈だけ坂本さんをほめたたえ、大好きだ!ということを書きつけて終わることにします。

しかし、一足早く上がっていた友人ズのレポを拝見したのですが、なんていうかそれぞれの特性が見えていて面白くってですね。すべてを血液型で切るわけじゃないんだけど、あまりに明確に別れてて。A型友人の「ひと様にきちんとその時の状況を伝えようとしている」レポと、B型友人の「ひとと違うとこに目をつけて違う見方と面白がりかたが楽しい」レポと、O型人間(あたい)の「ひたすら自己の感想と自分語りに徹するアイラブミー」文章っていう違いが。
それぞれのサイトに検討つく方は、その違いを楽しみいただいてもいいかと思います。
もうほんと、アイラブミーで失礼。坂本さん、かっけーなあ!!!