LEMON HEAD 2008 @徳島(20080614:YSIG編)

徳島メモ。酸素薄めやった分、記憶も薄めです。脳に酸素は絶対大事。

先行ユアソン(YORE SONG IS GOOD)。

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(2008/04/23)
YOUR SONG IS GOOD

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いつもと同じぐらいの下手位置、5列目ぐらいにいたんですけど、人の頭の間からかろうじてはっきり見えたのはじゅんじゅん(以下JJ)とシライシ次長(Gt)くらいで、後は全然。ダータカさんがシライシ次長の後ろにちらり見え、ドラムのズィーレイさんはもちろん、完全上手寄りのモーリスさん(ダカさんはこの人の嫁が好き)も、若干センターより上寄りなショーティーさんもほぼ見えんかった。やばいぜDOUBLE-00。

だもんで少し引きました。どうも私の周りはビークル待ちの女性陣が多かったので、わざとモッシュピットなセンター寄りに下がったところ、息もしやすく、見やすい、隙間のある位置に。うぉー、経験値が少しアップした気がする。「勇者は下がることを覚えた!」みたいな。

それでもあまり見やすい小屋ではないないない。
だって明らかに定員オーバーな雰囲気な上、空調が全然効いてない。
けど、そんなフロアの様子は置いといて、熱帯boyたちの演奏が熱くスタート。

人の隙間から見えたJJは、やっぱり先ほど見かけた葉っぱ柄パンツ着用でした。しかしあの葉っぱ柄、多分CDJもその後のワンマンも同じパンツだった気がする。せっちゃんの自由の女神Tシャツを彷彿とさせます。
そしてもうお一方見えるシライシ次長は黒のシャツに同じくシックな色合いの蝶ネクタイ。どうでもいいけど、シライシ次長はコナンだと見るたびにいつも思う。

コナン
ネクタイとめがねだけやん。



ユアソンは45分ぐらいありました。滋賀のスタンスパンクスより長かった(笑)。ユアソンも一応レコ発っていう形のライブだったからかな。
なのに覚えてるやった曲は4曲ぐらい。「A MAN FROM THE NEW TOWN」「ショーティーの世界」「The Catcher in the music(新曲)」「ブガルー超特急」。あとなんかもっと。歌モノもあった気がするけど覚えてない!

しょっぱなJJが出てきた時に若干違和感があって、なんで?と思ってたら、眼鏡がなかった。あんまり会場が暑いんで眼鏡とってんのかと思ったら、MCタイムには「MCのときは眼鏡します」って言うて眼鏡着用。「おー、よく見える(笑)」。最初からよく見てくれよ!
眼鏡なしJJは、後ほどヒダカさんも言うてはりましたが「怖いんだよねえ(笑)」。確かに若干強面です。ヒダカさん「ギリシャの、こういった(ポーズをとる)彫刻みたいな」そうそう、誰かに似てんなーと思ったら、平井の堅ちゃんに似てんだ。雰囲気。あんな感じ。

ただ、JJが眼鏡を取ったのは暑いとかそういう理由じゃなくって、「今回のアルバム(7月発売!)の曲たちが、昔に戻っている感じがする。そういう勢いがある」っていう事で、「眼鏡をしていなかった、「FRUITY」っていうバンドやってたあの」頃の気持ち、いわば「初心に帰る」的意味を込めて眼鏡とって演奏してるんだっていう、いわば10周年目の「戦闘体制」の気持ちの表れだったようです。
JJ「だから、これからは演奏のときは外して、MCん時だけ眼鏡しようかなって」。
JJはこういうMCをおふざけ調子じゃなくって熱く、濃く語るのです。他にも、「10年前、ヒダカさんも俺もお互いサラリーマンで仕事しながらバンドしてた時から考えると、10年経って今、ここ徳島で一緒にライブができるようになるなんて夢にも思ってませんでした」って話もして。この話は後でヒダカさんの話にもつながります。

ユアソンはほんま楽しかったー!
メンバー構成から言うと、そんなにスカスカしてるわけじゃないのに、どこから切ってもユアソンって「南国」。カプリソー。行ったことないらしいけど(笑)。
JJのオルガンのフカフカした音が大好きです。本当に間口でっかい、パーティーバンドだ。

「The Catcher in the music」っていう、明らかに「『ライ麦畑でつかまえて』ならぬ『音楽畑でつかまえて』です」なもじりタイトルの新曲には、JJの「ノリ方」解説付きでした。これがまた、JJらしく、熱くてかわいらしくてグー。
JJ「ラファシラファシ(だったっけ…)って、ここのオルガンの音になるとこで、ウォーって盛り上がるんだよ? で、次のポイントはここ! Fから始まって……ああ、このFのこの音はトップの硬めのどーのこーの!!!」
って、オルガンの鍵盤叩きながら熱血ノリ解説。解説の後、ぽつりと「もうこの説明すんの、イヤなんだけどなあ」なんていうてはりましたが。アルバム発売日が待ち遠しいっすね(笑)。ちなみに次のアルバムの1曲目だそうです。

MCも、徳島にルーツを持つショーティーさんの「話し方がそっくりな親戚の方のお話」とか、「ショーティーさんのメールの着信音がYAGI.wamで、激アツだと感動した(byJJ)」の話とか、なんだ、ショーティーさんの話ばっかりじゃん(笑)。どんなけ愛されキャラなんだ!(しかしJJ、ヤギ着信音は相当お気に入りエピのようで、月曜日に802でゲスト出演してた時も力説していた。「Y A G I ドット・ワムですよ!!」。YAGIにアツいJJ)。

ちなみにショーティーさん、その後のビークルとの絡みでもヒダカさんに「服部さんから一言!」とか言われて、その癒し系ボイスでふんにゃりカウントだっけな、何か宣言させられていたような。ショーティーさん相手だと、ダカさんはなんか、保護者的な慈愛に溢れたキャラに変身です。かわいいもの大好きだもんね、ダカさん。彼の中でのショーティーさんの位置づけは、多分ゆるキャラひこにゃん(notクボタ)とかせんとくんとかと変わらないんだろうなーと微笑ましくなったり。てかビークルのライブに「微笑ましい」なんていう言葉が存在したのか(笑)。

しかしかし、結構長めのMCを交えてくれたにも係わらず、あまりに盛り上がりすぎて、新曲披露あたり(中盤〜後半)には、首のタオルが重いという状態になっていた客(主に会場センターで盛り上がっていた連中)。正直、終盤になればなるほど酸素薄くて視界チカチカ状態に。私も頭ん中で、こりゃユアソン終わりで一回引いて水取りにいかんと、次確実に死ぬなあ、あ、この曲で終わりかな、時間的にももう終わりだよね、っていうかもう終わってもらっても悔いはないよ、ブガルーで踊りたかったけど……

……と、思っていたところに、最後の最後で「ブガルー超特急」やられました。頭真っ白。もうどうしようかと。もう今回はなしかと思ったのにー。でも、やっぱり反射的にイントロのあの高揚感を聴いてしまうと、うきゃー!ってなってしまうのがこの曲。大好きです。この曲はJJの解説なくても(笑)わかり易く、自然に盛り上がれる素晴らしいキラーチューン!
もう悔いは残さないし!という心意気のみで盛り上がりました。最後やったかな、次長ダイブしてはったような。男の子が多いところめがけて突っ込むの、さすがです。


てな感じで以上、ユアソンメモでした。
長くなったので、ビークルメモは次にまとめます。

ちなみに対バン形式で、メインバンドさんじゃない方のファンでっせー!ってアピールするには、Tシャツよりも首にかけたタオルの方が有効じゃないかなとちらり思ったり。
だもんで今度の京都磔磔では、アピール(笑)するんだったら「BECRTシャツ」+「monobrightタオル」が有効じゃないかと提案いたしますよ、奥様!!!(ダカさん口調でお願いします)