【追記】ロックロックこんにちは(1日目)@ZEPP大阪

感想はまた改めて書きたいと思いますが、取り急ぎ叫びたかったのは



andymoriはほんものだ!!!!!!


久しぶりに燃えて萌えるバンドに出会えました、お出会いに感謝。
ああああ、マジで燃えた萌えた!!!



【以下追記。ちゃんと感想書きました】

スピッツ兄さんが主催のイベント「ロックロックこんにちは」に行ってきました。初参加のイベントです。
1日目のメンツが心の琴線にひっかかり、ももちんに「今年のロックロック、フジと安藤と森だね。Mちん知ってる?」とメールしたら、案の定すでに申し込み済みだし!とのこと。余っていたチケット1枚わけわけしてもらって、久方ぶりにももちんとMちんと一緒にライブハウスです。つか先だっての「約束もしていないのにクアトロに集った3人」だよ。他にスピッツ兄さんだしフジだしで、Mちん的俺フェスなメンツの1日目は、めっちゃお得感いっぱいのライブでございました。すっごい楽しかった!



1時間の長い待ちの後、オンタイムでイベント全体のナビゲーターとして、民生さん(メロン着用←最初は違うかったかな?)と吉井さん(イチゴ着用)が登場。今年は「14回目」ということで、「ジューシー」なフルーツコスプレですねわかります。

そんなお二人の生中継という非常にライブ感溢れる2人の紹介映像(つかコント)を交えながらイベントは進行。民生さんのグダリ感いっぱいの進行は聞き及んでおりましたが、ストロベリー・吉井がかわいすぎて、しょっぱなから胸がラブでいっぱいに。イエモンの吉井さんが、マスク被って登場して、歌に合わせながらいちじく浣腸を民生さんに刺しつ刺されつって、ここだけ書きだすとなんて卑猥な!実際見るとあまりのバカらしさに笑うだけwww

 

そんなイチジク浣腸に引っ張られてコールされた1組目はカジくん。ドラム×パーカッション×ナリさんという組み合わせでした。パーカッションは真黒くろなチャーベさん。カジくんは何度かフェスで拝見する機会がありましたが、ナリさん好きだわー(告白)。コバケンみたいな風貌でサックスから鍵盤からフルート(これが一番高ポイント)まで吹いちゃうのがステキング。
ちなみにカジくんは当然のように短パンで、本日の白シャツは外出しようか短め。Tシャツと重ね着ですわよ奥様。白いお帽子とのコーディネートがこれまたステキングです。
つーかカジくんパートは、ラストの3曲にぶったまげて脱帽。ちょ、あのキングオブポップスなカジヒデキが、赤いバックフットの中でガンガン歌うってこりゃすげいの見たよ!アレンジしすぎて何の曲かさっぱりわからんwという余談つきですが、ありがたくかっこよかった。あれずっと見ていたかった。


次に、ゴーヤ×牛乳×他果物というチャレンジャーなジューシージュースを飲み、ゲボゲボ言ってるナビゲーターさんが紹介する2組目ご出演はフジファブリック

15分という短さにも関わらず聞きたかった曲が聞けて、いち音楽ファンとしてしあわせでした。「会いに」は髪型と佇まいが超絶かわゆすなギターの山内くん(横にいた姉さんが「そうちゃん髪の毛かわいい!」と悶えていたのが印象的)が、「若者のすべて」「Suger」をゲストボーカルのマサムネさんがシンギング。これからは山内くんが歌っていくそうです。2人が歌った志村くんの音楽は、フジの魅力そのままにキラキラと美しかったです。「フジファブリック」というバンドを残し、続けることを決意したお三方に敬意を表します。



次に、「スイカ×ヨーグルト×納豆×牛乳」というスペシャルドリンクをまたも創り出し、「これおう吐物だよ!」と涙目になりながらせき込むナビゲーターのコールで登場した3組目は「THE COLLECTORS」。ちなみにおう吐物化の原因はヨーグルトらしいっすwww 「おま、ヨーグルト入れただろ!」「入れろっつったじゃん!」それ以前の問題だと思いますよ。納豆はどうなの。

コレクターズはお名前だけ存じ上げていましたが、登場した瞬間にフロアからざわめきが立つレベルの柄もんスーツ姿のVo.加藤さんにくぎ付け。加藤さん曰く「ビジュアルで勝負してます」。ジン(?とかく酒瓶)片手に25年目の年輪を感じさせる軽妙なトークで、ファンをトローリング(底引き網漁w)。「一人ぐらいは心掴まれたでしょ?!」。隣りでMちんががっつり掴まれていたのには笑った〜!! 「青春ミラー」がガツガツヘビーで、すげかっこよかったっす。あの曲はキます。トロリーというより一本釣りな力技的名曲だと思います。



えーと、ここらへんからナビゲーターが職場放棄な雰囲気でw、ふつーに画面に「andymori」の文字が。客席から「えー」という非難の声が上がったけど、ふつーに始まるライブwww


ちうことでandymori。先日のワンマンはアンコールの最後のコーラスだけしか聞けなかったので、ちゃんと見るのは年末以来。

で、ちゃんと見てわおうとガン上がりしました。

ものすごい好きな人が多いバンドだし、こないだの見損ねたワンマン後で友二人がすんげえ興奮してたのが、今更、わかる。すごいわかる。andymoriは生だ。百歩譲ってPV。生で、目の前で音だして歌っている3人は、なんかもう、ぎゅっぎゅっとくる。主に3人で音を出しているすがたかたちがなんともがっつり胸にきてきょーえー(↑↑)と燃えた。

怒ってるみたいに叩かれるドラムも、混乱きたす速さで過ぎてく歌も、MCがほとんどないのも、なにもかもが全て聞いている人を置いてけぼりにするようなそっけなさや決して視線が合わないような冷たさ、傲慢さすら感じられるステージなのに、それすら魅力的に目に映るのは、ひとえに彼らのすがたかたち故か、と。なんて素敵な奇跡。

…っていうことを表現しようと思うと、「燃えと萌えの同居」なんていう言葉になるのが、わたしの腐たるゆえんで申し訳ないんですが。

あ、今自分で書いてて思ったんだけどandymoriには「傲慢」っていう単語が似合う。言葉だけ聞くとはなもちならんですけど、そこを「え、いや、けど君たちならいいよ」と思ってしまう、思わされてしまう魅力がありました。むしろその「傲慢さ」にキュンとくるのです。例えるなら「びしょうじょにかおをふまれたい」とか?ちょっと違うかw 「その傲慢さに萌え」なんて、小山田くん絶対言われたくないだろうけど。

傲慢さ溢れるステージは、さながら手を出した瞬間に割れてしまうようなガラスの芸術品にも似て。
主に小山田くんの全体から醸し出される華奢感だとか。シルクの薄布いちまいかぶせられたような独特の肌触りがある歌声とか。その青い厭世感が占める歌詞世界だとか。後藤くんの肩→肩甲骨→腰に至るスタイリッシュ漫画の登場人物ようなげいじゅつ的なラインだとか。よく動く太もものラインが繰り出す野太いキックの音とか。寛(すでに彼のみ全員で呼び捨て)の視線45度下うつむきかげんの立ち姿だとか。ブログで食い物を紹介しまくっているその癒し系キャラだとか。あ、なんかひろしくんだけオチ的ですがww もっと端的にいうと、あの3人が一緒になってこんな音を出している事自体がすでに萌え、という素晴らしい事態に。そりゃ主に女子に人気出るわな!あと多分、年上のおっさんたちににモテるバンドだと(小山田くん絶対おっさんキラーだ)。なんかそういう「キュン!」と「キラ!」がまぶされてんだけど、ああきっとこのガラス芸術は当分割れねえだろうな、誰も割る事はできねえだろうなと思わせる、キラキラした繊細さと、図太くしたたかな傲慢さが同居する、不思議な燃え萌えバンドでした。

あともういっこ、大きなフォントでいいたいこと。

叩いている最中のドラマ―の腰のラインに萌えるだなんんてあっただろうか(いやない)(久しぶりにこの言い回し使ったわ)(古い)。

まあこれは単純にandymoriは上手からセンターに向かう角度でドラムセットがあるんで、客からまるみえなのよドラム・後藤くんの背中が。その背中のラインがアーティスティックなので、すべての女子は一度は拝むべきです(断言)。


【いらない追記/反転】
おやまだくんとごとうくんのちゅーは、わたくしもだいすきな一曲「everything is my guitar」のPVで見れますた。PV見たことないから普通にようつべで拾っていたら、まさかの展開にのけぞりました。ちゅーちうか、ぶつかった的なノリではありますが、ごとうくんがおやまだくんのせなかに回す手が非常に、なんていうか非常にぼーいずらぶ的で、おやまだくんはがいこく出身とかいうオチはないのかとこんらん(洋楽のPVには結構あるよな、メンバー同士のちゅー。ちゅーじたいにエロは感じないんだけど、後藤くんの腕がやらしいんだよマジで)。




でグダグダ(わしの感想もグダグダなまま終わる)のナビゲーターお二人の紹介らしい紹介もないまま、おおトリ登場!
呼び方はやっぱり「スピッツ兄さん」。しかし大御所ながらもさわやかさではぴか一な皆様。

スピッツに関してはあまり多くを述べる事はないのですが、なんつかもう、そのまんまでした。意外にもちゃんと見たのは初めてだったんだけど、スピッツスピッツだった!それだけで感動!

つーか、スピッツを見ながらぼんやり思っていたのだけれども、長い時間に人の前に出て活躍できる人・グループって、やっぱどっか「ゆがんでいる」んだなあとつくづく。ゆがんでいる、っていうとなんか響き悪いけれども、言い換えると「どっか引っかかる」。なんかおかしい。例えばボーカルさんのパーソナリティだったり、音そのものがゆがんでいたり、バンド内の関係性だったり、作品とその人の発言にすんげえギャップがあったり、変態だったり歌詞がトンでたり。

スピッツの何が「ゆがんで」いるって、あの4人があの一緒にバンドをやっている事自体が(笑)。
ジャケ写見ても思っていたんだけれども、実際に生でみるとその感がより一層強くなって、ひとつの奇跡だとすら思いました。「学生時代のおともだち」じゃないと、なかなかあんなにすっ跳んだメンバーにならないよなあ。スピッツファンのMちんにそう発言すると「てつさんの髪型とか?てつさんの髪型とかwww?!」と突っ込まれて、うんそう、と素直に答えたわたくしです。三輪さんがスピッツのカギだよね。音的にも立ち位置的にも(笑)。あと田村さんの動きが想像以上にアグレッシブで、ああこの人たち本当に出自はブルーハーツなんだと。心はパンクなんだと。それなのに歌うとカルピスウォーターな世界って、はっきりいってずるい。20年選手のバンドさんの底力を見せつけられました。アンコールでちょっとだけやってくれたメタルなスピッツもちょおかっこよかったので、是非また機会があれば。マサムネさんには是非ピチピチの革ジャン着用で!


以上、すげおもしろかった初めてのロックロックな感想でした。だらだら片手間に書いていたら長くなってしまいました。すいません。明日はモモちゃんたちだ!楽しみ!