あけましておめでとうございます/そして2011年振り返り

あけましておめでとうございます。

こちらのブログではすっかりご無沙汰しております。けいこです。
皆様お元気でしょうか。私は同人誌出したり仕事を辞めたり、
色々ありましたがとりあえず元気です。現在失業保険もらって生きてます。
あ、あんまり重い話じゃないです(笑)。仕事辞めたのも、会社都合なので一応。
この経緯も重くなくってうっかり笑っちゃうような話なんですが、会社なくなってさびしいのはさびしいので、
寂しくなくなったら、語ることにします。

 

そんなこんなで、就職した直後くらいから始まった、

このブログ、というかネットで文章を残す、という作業を始めて10年以上が経っている(事実に今気付き、ものすごくびびった)のですが、
昨年一年は細々と続いていたこの行為もめっぽう行うことがなくなり、
お前は何をしていたんだというと、いわゆる薄い本を出していました。
気がつけば一年中、何かしていて、うっかり先日、冬コミデビューも果たしました。

 

そんな感じで着実に二次元世界でオタクっていたので、
ふと気がつけば昨年はその前の年以上に鑑賞記録をさっぱり残しておらず、

慌てて年の瀬迫った頃に書き出したりしていた始末。
本当はこちらのブログを閉めようかなあと思ったのですけれども、
色々あってもずっと続けていたものなので、今更辞めるのもさびしいし、
やっぱり残っているとその時の感動や感情がちゃんと鮮明に残るので、
今年は意識的にブログで記録を残していきたいと、とりあえず年始の心意気で思っている次第です。

 

お前は仕事を探せよ、という感じですが、それはそれ、これはこれ、ということで。
2011年は色々あって、きっと2012年もその流れの中でいろいろあるんだと思うのですが、まだ途中退場する年でもないし、退場して向かいたい場所もないしで、ぼちぼち、このブログのタイトル通りに毎日過ごしていければいいですね。


それでは年始恒例となっている、昨年の振り返りです。じゃん!
 
 


1/1 関ジャニ∞大阪ドーム
1/14 DRAGON GATE大阪府立体育館第二
1/28 MONOBRIGHT@BIG CAT
2/4 version21.1 third@Zepp大阪 ※サカナクション・telephones・オウガ
2/26 TOQUIO LEQUIO TEQUNOS@心斎橋FANJ twice
3/10 「金閣寺」@梅田芸術劇場メインホール
4/5 ユニゾンスクエアガーデン×MONOBRIGHT@BIG CAT
5/27 OUTERMIND@名村造船所跡地 ※telephones・the HIATUS
5/29 高橋優@心斎橋クアトロ
6/16 MONOBRIGHT@金沢vanvanV4
7/6 MONOBRIGHT@心斎橋クアトロ
8/5-7 ROCK IN JAPAN 2011(3日間)
8/10 サマリー@TOKYO DOME CITY HALL
8/18 ヒダカトオル十三ファンダンゴ
8/20 V6@大阪城ホール
9/4 RUSH BALL泉佐野フェニックス
11/17 「ラブリーベイビー」@シアタードラマシティ
11/11 ヒダカトオルとフェッドミュージック@LIVEHOUSE Pangea
11/22 高橋優@なんばHATCH
12/10 さるしげろっく「たゆたう曾祖父」
12/11 黒色綺譚カナリア派「誤/娯楽」
12/15 the HIATUS@神戸ウィンターランド
12/27 the HIATUS@松阪MAXSA
12/28 第三舞台「深呼吸する惑星」
12/30 RADIO CRAZY@インテックス大阪

 


そう、友達にも何度か聞かれたんで思い出したのだけど、
去年はエイトからスタートしてるんですよね!今年は申し込んでもなかった・・・・・・
ライブはまだまだどんどん行ってるんですが、これと同時並行で即売会系のイベントにもぼちぼち出ているので、その分ジャニっこが減った、という感じです。
今年のジャニっこコンサートで一番楽しかったのがブイ。
なんかえらく完成度の高いものを見せていただきました!
みやけけん脅威のパンダ三十代。けんちゃん恐ろしい子・・・(白目)!
ほんまに何飲んでるねんって感じ。そのプラセンタか人魚の肉か龍の鱗かしらんけど、
わしにも分けてくれマジで。

 

ライブ関係ではなんといっても、後半のハイエイタス!ハイエイタス!!!
音楽を聴いてうおー!って思ったのは久しぶりでしたハイエイタス。三枚目のアルバム。

 

311を経て生まれた音楽はたくさんあって、いろんなメッセージや感情がそこには沢山あった。
ほそみさんも色々な活動をされていて、(表だって発言はしていないけど)
だからこそ、その活動の中で得た気持ちや意識が今度のアルバムには反映されているだろうと
(日本に生きる人の全てで、影響を受けない人なんていないでしょう)
もちろん予測はしていたけれど、
予測していてなお、その想像をまるきり覆す音がそのアルバムからは鳴っていて、
聞いた瞬間「え・・・・・・」と。なんだこれ、と。
正直、こんな美しく優しい世界が展開するだなんて、ちっともミリとも予測していなかったから。

 

それは達観したとか理想を歌っているわけじゃ決してないんです。
第一励ましてもない。元気つける内容なんてひとつもない。問題を提議しているわけじゃない。
ただただ、ほそみさんらしい歌の世界がそこにあるだけ。
ほそみさんらしいひねくれた感情や絶望の吐露もある。
それでも音楽はひたすら美しく、歌声は優しく響く。

こんなにガラスのように滑らかに美しく、光に満ちた世界があるのだとしたら
そりゃもう、この世界も捨てたもんじゃないと思わせられるような。

 

 

あー、まったくうまく言えた気がしない。
ただただ本当なのは、このアルバムを聴いている時の自分は、確実に幸福だということ。
いやいや、本当に大きな、甚大な被害と悲しみの中にいる方々に
この曲を聞いて安心してくださいとか励まされますとか、そんなもん口が裂けても言えないし
言うつもりも言う気持ちもないけれども、
いつかは、一人は。誰かは。もしかしたら自分が。この音で救われるのかもしれない。
少なくとも、私は今の世界に、今の時代に生きていてよかった、とちょっと思ったよ。
生の歌を、音を、目の前で聞く機会を得てよかった、と。
このアルバムに詰まった音は、そういう力を持っていると思う。

 

A World Of Pandemonium

A World Of Pandemonium

 

 

それでもって、あの震災の後にほそみさんが作りだした世界が
こんなになんともいえず美しく優しいものだったことに
私はそれが、とてもとても嬉しかったです。うん。


む。すっかりハイエイタスのアルバムの話になってしまった。
それほど衝撃だったということで。もうまさしく「驚愕」でした。
ライブももーーーーーーんのすごくいいです!!
今年は大阪二日間、金沢、最後に新木場と行くのですが、今から楽しみで楽しみで仕方ありません。

そして私は、このアルバムの歌詞カードをどこにやったんでしょうあんざい先生……。

 


あと昨年で衝撃だったのは第三舞台の復活&解散公演。最後の最後でもっていかれた!!!!!
今回チケット、全然とれなかったんだよー!!だから追加である横浜で見られてほんとうよかったです。
今度、最終公演のライブビューを映画館で見るので、がっつり感想はその時にしておいて、先日横浜で見た公演の、ツイッターで書きなぐった感想をちょっと残しておこうと思います。ツイッターって消えるんだね・・・今後ツイッターで書いた感想は必ずブログにまとめることにします。もー。


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第三舞台終演。いまちょっとでも言葉にしようと考えるともういっぱいでいっぱいになってしまって胸から目からいろんなものが溢れてしまう。ちょっとの間無言になる。お疲れ様でしたありがとうございました。第三舞台が自分の思ってる以上に自分の土台にあることにまた気付かされた。たまらんです、はい

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大好きだとか大好きじゃないとかもう終わってるとか、そんなレベルの話じゃなかった。台詞にその根底の思想とかがそのまんま自分の理想であり基礎であり目指すところだった。だから筧さんと一生くんが並んでステージに立ってる姿がたまらんかった。

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筧さんと一生くんの、ちょうどその「真ん中」である自分。何者になろうともがいている一生くん、何者にもなれなかった自分を認めた筧さん。意味も理屈もなく二人がセンターにまっすぐ立ってるだけで胸が痛かった。そんでもって、この「画」の鮮烈さが第三舞台なんだなあ、と唐突に猛烈に感動した

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画といえば、オープニングの喪服のダンスシーンがめちゃくちゃかっこよかった!!!ぞわぞわぞわーって!ある種ひとつのカタルシス。何からなにまで第三舞台だった。大好きで何度も繰り返し繰り返し見て読んで真似した第三舞台だった。わー!!!!

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あと、坂本一生くんがめちゃくちゃよくってよくって。途中でトランスのワンシーンがオマージュで出てくるんだけどその台詞と声と佇まいにノックアウト。彼の芝居をまたみたい。そしていまプチ興奮しながら歩いていたら京急乗り場を見失いかけてた。ふー…感極まったです。矢継ぎ早に失礼しました

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思いを残すこと、残された思いを得ること、思いが伝わることへの喜び。裏切りよりもうれしかったこと。うーん、最後の一言が切なかった。許されたのか、許したのか。また大阪みにいく。

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はー、一生くんかわいい………と、パンフレット眺めながら幸せ気分に浸る。

 

 

うわ、自分でもびっくりの一生くんオチだった。今年一年が見えた気がします。
こんな私ですが、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
ちょ、全然振り返ってないし。