「間宮兄弟」(江國香織)

昨日、通りすぎてまた立ち止まり、
ふらふらと戻って立ち寄った閉店間際の本屋さんで見つけました。

間宮兄弟

待ちに待った江國香織の新刊キター!
もちのろん(古)、速攻連れて帰りました。
あんまり嬉しすぎて速攻読み始め、
先ほど読了。

なんていうか、なんでもない日常を、
なんでもないどこにでもある言葉で、
的確に明確に素晴らしく描けてしまうひとが、私は大好きなんだな。
注意深く見ていくと、そこにあるのは確かに
わたしも持っているはずの同じ『言葉』なのに、
ひいて見たらそれはもう、ひとつのアートであり、
唯一無二の、どこにもない『世界』になっている。
こうなると解説も講釈も、辞書ですら必要なくなって、
ただただ提示されている世界を楽しむだけです。

また素敵で愛おしい「世界」を見れました。
江國さん、ありがとうございますなり。
頭ん中じゃ、ひたすら蔵ノ介で、塚地やったけど。
コムっち、またお貸ししますぞよ。

全然関係ない話なんですが、
ビークルの「ラブ ディスコウド」の世界観は
鴻上尚史氏の「ハッシャ・バイ」と重なるんだけど、
誰か検証してくれないかな……。
少なくとも社長は、鴻上さんの作品なり、著作なりを読んでるはずだけど、
ダカさんはどーなんだろう。
彼が萩尾望都が大好きです!ってのを知った時は
嬉しさのあまりのけぞりました(笑)。
ヒダカが時々えがく、
ゴシックでかわいていて、とってもロマンチックな世界も、大好きです。

明日はもうどれほどぶりかのお休みなので、
家で遊び(=のんべんだらりし)ます。
ゆっくりネットもできるかな(^ν^)。
ウザちっくな顔文字で嬉しさを表現してみました。