エンター・シカリvsマキシマム ザ ホルモン@なんばHatch(1/15)

ももちんがスペシャのナヲちゃん(とヒダカ氏)の番組で
チケット先行ゲッツしくれてました「シカリVS ホルモン」!
チケットに記載されていた番号が「1組」というもので、
「1組?この前にAとかBとかあんじゃね?(笑)」と話しながらも
ほのかに期待して開場前に待っていると、
1組目、早速呼ばれて会場に入場出来たという(100人以内)
素敵エピソードもありつつ、
初めてホルモンちゃんのライブに行ってきました。
初腹ペコさんです。
周り見渡すと、8割ホルモンTシャツ。
うちは毛玉T(=毛玉になっても平気なTシャツ)着用。
おまけにタオル忘れてる体たらく。
フェスTっていっつももっと見かけるんだけど、
今回は若干肩身が狭かったです(嘘。本音は着てるシャツなんざどうでもいい)。
ただ、サマソニTシャツを着てる子は若干うらやましかった。
パンダTシャツ、欲しかったのにー!と、思い出し怒り。
タオルはグッズで買うつもりやったんですが、
結構長い列及び寒空の下での行列やったんであきらめました。
タオルなしでもどねんかなるやろー。

なんばHatchもZeepもそうですが、100番台だと余裕で最前いけますね。
うちらも多少迷いましたが、2番柵、上手側につく。定番位置。
ほっとくといつも同じ位置。去年10月のエルレも同じような位置取り。
どんだけ上手好きねん。
そんな話はさておき、言うてる間にキッズ達はどんどん前に詰まる詰まる。
ライブハウス、行く気さえあったら前にどんどんいけるものね。
一度でいいから、同じような状況でトキオさんを見たいんだけど
叶わないかなあ。立ち位置、足元にバミってあるかもしれんか。

以下、あんまり長いのでand moreで。

・・・・・・なんつー話をしもって待つ事60分(長)、
7時ジャストタイムに電気が落ちてエンター・シカリさん登場。
ボーカルの子(Rou)が『モロ外人顔』で驚く。
いや、別に驚かんでもええんですが(笑)、バンドのフロントマンというよりかは、
青春テレビドラマのティーンズ俳優というたたずまい。
衣装がチェックのシャツにハーフパンツというのもプラスイメージで。
(そして後ほど、ホルモンメンバーからつけられた彼のあだ名が
(『the ガイジン』だって言うことでかなり納得。


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(2007/03/14)
エンター・シカリ

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まったく予習せずにガチンコやったんですけど、かなり楽しかったっす。
ホルモンとの対バンだし、対バンの経緯が「ライブに対しての考え方が同じ」
という事で、音も近い感じなのかなーと想像してたんですが、
よい意味で全然違ってた。
シンセとキーボードの音が入ってることで、一本槍なパンクやメタルとも違う、
ダンサブルでオサレ・スマートな雰囲気も。
ピコピコ系のスマートさが、アメリカンじゃなくってUKな感じです
(↑イメージでしゃべってます)。
ボーカル、凄いデスなんだけど、音がトランス系。新しい。
なんかもう、叩かずフロントまで出てきて煽り踊るドラム(あだ名:のぼる)
のキャラが素敵すぎて、かなり乗せられました。
あんなにアクティブに動き回り、踊り、自ら客を煽るドラマー、初めて見た。
かっこよすぎるよのぼる。
出番になるといつの間にか定位置に戻っているしのぼる(笑)。あんた最高だよ!
ギター(あだ名:きこり)もベースも(あだ名忘れた)
すべてシールドレスで、動く動く。上手も下手も関係ない。
日本のアーティストも、全員コードなくしちゃえばいいのに(無理か)。
シカリさん売りの人間ピラミッドもちこっとありました。
売りって知らんかったから、メンバーが煽ったところで
何言うてはんのやろーという感じの当方が協力できるわけもなく。
わしの周りではちっとも出来てなかった。ごめんシカリさん。
あと、指にはめて使用する「シカリライト」が手に入らなくて残念。
あれなら「邪魔」という理由でペンライトを使ったことのない私らでも
今後ジャニコンで使用できたのに!。本気で残念。小さいのに凄い明るかった!



60分弱、盛り上げるだけ盛り上げてシカリさん終了の後は、
20分ほどのインターバルをおいて、マキシマム ザ ホルモンさんの登場。
しょっぱなナヲねえちゃん登場。わー、本物。
今日は人間ピラミッドを組みながら大阪にいらしたそうです。
ナイスだわー。多分、一番上は上ちゃんで。



ぶっ生き返すぶっ生き返す
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なんかもう、メンバー出てくるぐらいになると押されまくって
自分の立ち位置を保つだけで大変になってくるんでポコンと記憶が飛ぶのだけど、
1曲目は「シミ」でした。
1曲目が「シミ」!!すばらしい!
知ってる曲でなおかつ好きな曲が1曲目!
これって挑戦状だよなー、この曲がしょっぱなって。
ホルモンからオーディエンスに向かっての。
バンドでもお芝居でもなんでもそうですが、
音色も技術も歌詞なんてもの全部、最終的にはなんにも関係なくなるんですよね。
最近、本当にそう感じる。
生もので一番必要なものは、何よりどれより「心意気」。
違う人に言わすと、「気合」だとか「情熱」だとかになるのでしょうね。
そういったもの。
どんなにチューニング狂ってても、歌声狂ってても、アタマ狂ってても、
伝わる「心意気」さえガチンコど真ん中にあれば、
歌詞が英語でも、妙なミクスチャーでも、キャーキャー煩くても(笑)、
きちんと受け手(=わしら)には伝わってくる。
何言うてるんか例え理解できなくても、「おお、なんかすげーぞ」と感動してしまう。
そんな「当たり前な事」を、最近再確認している今日この頃です。

ホルモンのライブって、そんな直球ど真ん中の「心意気」が
音になり声になり、
だいすけはんのキャーキャー声になって
フロアに矢継ぎ早に投げられてる感じ。
投げられてるっちゅーか、マシンガンですね。休みないマシンガンの連射。
風雲たけし城(UKでブレイク中)ちっくに言うと、「ジブラルタル海峡」で
容赦なく連打されるバレーボールみたいなもんで、
その質量といい、熱さといい、速さといい、圧倒的。
客は非力です。せやけど受け止める心意気だけは折られるまい!
と、正面から受けたるで気分満々に。
こんなに「負けるかぼけー」な必死気分になるライブって、
もうライブじゃないよなー(笑)。

セットリストなんざ、タイトルもうろ覚えなんであれなんですが、
「ぶっ生き返す」と「アカギ」と「チューチュー」と
「川北猿員」と「メガラバ」と「握れ」・・・
・・・凄い!こんなに覚えてる私、すごい。何曲抜けてるのか知りませんが。
「三度の飯より飯がすきー!」も恋のおまじないもばっちりでした。
初めてしちゃった恋のおまじない。
これで私も(八王子)おしゃれピラミッドの二段目ぐらいに。
恋のおまじないは、最終公演という事で「ジジバギ」バージョンで。
(「ジジバギ」=シカリの誰だっけ?Vo.さん?が着てたTシャツの胸に
(書かれていた、とっても謎なカタカナ。まったく意味不明。
(ヤフーでもグーグルでも出てきませんでした!とナヲちゃん談。
(最後の挨拶まで「ジジ!」「バギー!!!」。CDJ2日目の内輪ネタを思い出した・・・。

ある意味対バンって事で、お祭りのようなセットリスト、
初心者でも全然楽しかったです。亮君も上ちゃんもかっこいいなあ。
りょっくんも、思ってたより笑ってて、非常に楽しそうでした。
何より、ナヲちゃんが!!
マイクパフォーマンス(レスラーちっく)で客を煽りながら
片手スティックでガンガンたいこ叩くナヲちゃんの姿がかっこよすぎです。
ほれました。姉になってくれ。
だいすけはんは眼鏡男子ちゃうかったから、ちょっと残念な感じで(笑)。
だいすけはんとナヲちゃんのしゃべりも、
なんであの二人、あんなにしゃべるの上手なんだろう・・・・・・。
普通におしゃべりだけで営業できるよなー。お招きしたい。
10万ぐらいで呼べる若手コンビより絶対大丈夫な気がする。
シカリのメンバーが何でも「cool!って言うの」という話から、
だいすけはん「サラダ出てきて『So COOL!』って、サラダやからCOOLやん!
      「WARMなわけないやん!」
ナヲ姉ちゃん「え、温野菜いいじゃん」
・・・・・・・っていうやり取りが非常にツボでした。
うん、温野菜いいよね。WARM最高。



・・・・・・自分は「音楽で世界は変えられる」という妙にグローバルな思想も、
または逆に「音楽で世界は変えられないけど、俺たちはがんばる」とかって
いけしゃーしゃーと発言する輩も「しっとるわボケ」って事で嫌いです。
昨日CD屋にいったら、まさしく「音楽で世界は〜」なんて
恥ずかしげもなく書いてる若いバンドがいて、
そんなこたあ30年前に既ににわかってんだよ世界は!とイライラ。
若いってすばらしいとすら思う。閑話休題
何が言いたいかというと、
私の世界は別に音楽聴いた「ぐらい」で変わるもんではないし、
そんなあたりきな事を
さも重大なことのように冠うって活動していただくぐらいなら
(腹立つのが、最近こういう人が多いのがもう)、
単純にこんな音楽どうじゃー!こんな芝居どうじゃー!
っていう「心意気」だけで活動している人を信じる。
義理も恥も外聞もいらない。あるのは心意気だけでいいよ。
素敵技術や素敵歌詞や素敵台詞は、後づけであったらいいよ。
最近とみに、そういう人にたまらなく心惹かれます。
で、ホルモンさんもシカリさんも、たまらなく惹かれました。
楽しかった!!
誘ってくれたももちん、ほんまにありがとねん。
ちなみに、ライブ終わった後、グッズ売り場にて二つある窓口で
バラバラに好きなもん買ったんですけど、二人ともまったく、ぴったり、
5枚ぐらいあったステッカーの柄までまったく同じものをお買い上げしてました。
御買い上げ総金額:4000円。仲良しだよねーわしら(笑)。
どこまで趣味似てんねん。男の趣味だけやな、あわへんの。



思い出した、シカリのベースの子のあだ名、「まゆげボーン」でした。
ほんま、人生において別に思い出さなくて良かったことベスト5に入りそうです。
ちなみに、タオルはなくてもどねんかなりました。
どうなったかは内緒。