monobright LIVE TOUR 2008「あの東名阪と札幌!」@大阪

行ってきましたモノブライトマン。

再現は難しかろうと思っていたミニアルバムの楽曲全曲含む、充実の内容。
アルバムの中ではライブで聞ける事を1番期待していた「boy」が納得の盛り上がり!
で、「学校」ときたもんだ。ただ、学校を歌い踊るには、ちとステージが狭そうでした(笑)。

そして「幽霊」!
今回の目玉は「幽霊」。間違いなく。
バグパイプみたいな音はギターで、ラストのリフレインはコーラスワークで再現。かなりハマッてました。てか、楽器を思い切り鳴らし、声を追いかけ合わせて反響させてる四人がかっこいいったら!
あの歌、せつないのね。CDで聞いた時は死んでもストーカーかよ、と突っ込んだんだけど。

ま、そん時ゃ感動しつつも、前の男の子の、あまりに空気読んでない首の動きにイライラしてたんですが、もう忘れた事にしとく。。けど思い出して今、またイラッとした(笑)。

桃の声もよく出てて、貫禄つきはじめたなーって感じでしたが、御本人らがおっしゃる通り、まだワンマン慣れしてないつか、ペース配分が出来てないつか、なんなら考えすぎてるつか。

前につんのめるみたいにして「わ、走って演奏縺れてるよ」ってのは、まだまだ若いし、エネルギー吐き出しまくってんのな!と思えるんですが、
なんかこう…後ろ向きの躊躇による演奏の乱れが。
早いんじゃなくて遅いの。
後ろ向き引っ張られてるようにしと演奏が乱れる箇所が時折あって、それが気になって気になって。

まだ勢いだけで1時間半、走り抜けるぐらいの疾走感があればよかったのに。
別に16ビートでパンクしろっつ意味ではないよ。
こないだのSLSからひっかかってる事です。
ただ単にツアーにつぐツアーに、疲れてるんだろうか。都会の暑さに参ってんだろうか(笑)。

あと、会場入った瞬間に「うわっ」と思うぐらい客層が変わってて、かなり面食らいました。
もう少しダンスミュージック系のアーティストの客雰囲気になればいいのにと思うオヤココロ。

べつだんライブハウスでのヒールを推奨する気はありませんが、ヒールが似合いそうなオシャレさんが混じってもおかしくない、気持ちよく踊れるフロアになればいい。

いや押し合いへし合いがわかってたから、もちろんTシャツにスニーカで行ったけどね。イメージ例として。

ぶつかり合いだけが踊りじゃないんだけど、どうしてなにもかもに猫も杓子もパンクロックの様式を持ってくるんだ。

と、いろんな事を思ったライブでした。
がんばれモノブライト
結局、空気読めん男の動きにこのままやったらあかーん!と、盛り上がりの瞬間見計らって前に流され、モッシュ避けてたどり着いた先は、でーさん前でした(笑)。
でーさん、後頭部が刈りたてやったような……
やっぱり狭かったのか、ハネトビ度は低め。楽しそうってよりは、気合い入ってんなー!て表情。
たっきーもまっつんも、準じて気合いと初日っぽい張り詰めた感じが伺える横顔でした。
桃も時々素が見えてたから、緊張してたのかな。けど声は出てた!歌、上手いんだなあって、いまさら。アコギでの「旅立ちと少年」「少年in the sun」が素敵。

ただ、同じく「旅立ちと少年」で、この曲を桃が弾き語りでやると、相当辛気臭いんじゃないかなあと思ったり(笑・この曲は彼が一人で弾き語りしてる時からの曲なので)。
彼がバンドやりたいって思ってくれてほんとよかった(笑)。
monobrightバンザイ!
次のワンマンがすでに楽しみです。