Keeper Of The Flame Tour 2014 in ZEPP NAMBA

ツイッターで書き散らしていた感想を残しておきます。
大阪は2日間ともすごく内省的になってはった感じだったけれども(とゆか、今回のツアーは全体的にひっじょーにうちうちの内省的というか、個人的というか、パーソナルなライブだと感じる。「The Afterglow Tour」がすごい大所帯の上に演劇的な演出が施されていたから余計だと思うのだけれども)、それでも最後まできっちりいくぞっていう腹のくくりっぷりが半端なくってその覚悟の大きさに飲みこまれてしまって2時間夢中でした。オオラスの新木場まで目撃できることが本当に心からしあわせでたまらんです。はい。胃の腑の奥から楽しみです。



●7/1
今日の細美は法案が通ったことにめちゃくちゃムカついてたみたいで、その感情がすごく膨らんだ瞬間があって、この前のイッテQじゃないけど、なんかガラスを、空間を割りそうな圧が生まれた声の時があってほんと、ぺしゃんと押し潰されそうになりました。

あといろんなものをそぎ落としてゆくと、最終的には身体が削がれていくんだな。すげえシックスパックやった…そしてきっとこの人はいつか、歌を歌う精神が込められた骨になるんだろう。自分の感想なのにあまりに抽象的すぎて意味不明。てか脇毛ないの体質やってんや(笑、なんとなく気づいてたけど。

延々話してたいけどいい加減気持ち悪いのでやめる。とにかくあの空間のすべてに膨らんでいって隙間という隙間を埋めて尽くしてしまえる体積と圧のある声に、ずーっと心臓圧迫されてた気分。声を出すのも忘れるレベル。フレイア圧巻。怒りの歌だからかな、って一言。


●7/2
今日の細美を今日みれてよかった。ああこの人早めに死ぬよと思ったけどきっとあの生き方は絶対緩めないだろうからいまのうちに誰か保護政策を。命削って生きてる凄み(万人生きてるのは当たり前か。生きてる、で伝わらなかったら、命削って歌ってる、になるけどそれはそれでなんか伝わりが薄い

生きてることがそのまま表現につながる稀有な人、って言い方が1番しっくりくるな、そんな人。命が削られて燃料となり表現になってる人。なのでこのままいくと早いうちに死ぬよ、という感想になるんだけど、どうにかしたいんだけど、どうにもできないよね、という達観をファンに持たせる人(笑



あと2日の特筆といえば、スラムダンクの「俺は素人だからよ(花道)」っていう台詞が細美さんは大好きだ、っていう話をしてた。確かあの台詞って「バスケかぶれの君たちの常識では測れない」っていう前後があったと思うのだけど、いろんなこと言われて(常識外れだなんだかんだって)も、「俺は素人だから」。わからないから、思った通りにする、という。正直ファンとしては今のツアーの形態はとても怖いので、あと1000円ぐらいチケット代が上がってもいいからその分のお金で「安全」の部分をもう少しだけでも手厚くしてもらえたらなあと思う(もちろん気持ちは痛いほど理解できる。生ものにはとてもとてもお金がかかる。それでも)。その上乗せの1000円があれば、別のところに回したいと思う人なんだろうね、とは友人たちとの話でも結論づいているのだけれども。