ART CRUSADERS@金沢21世紀美術館(とりあえず)

昨日、金沢まで行ってきましたよオマエラ。

と、ケイタイモさんらしく挨拶。
美術館でライブやってみたいの」という心意気を形にしてくれたお面のおっちゃん方に会いに行ってまいりました。

感想は一言。
すーっんっばらしかった!!

私はヒダカさんの声が好きで好きで仕方ない人なんですけど、その声を生で、あんなにゆったり・まったり・心行くまで楽しめるなんて!
それもビークルの曲を!
これはなんていう奇跡なんやろと、観てる最中何度も感動しちったい。

決して透き通った透明感ある歌声とかじゃありませんが、確実に胸ん中をざらりと撫でてく、時にはガリガリと爪立ててくヒダカさんの歌声に、約1時間半やられっぱなしでした。

ももやんに取ってもらった御席も、ほどよくステージ見渡せる場所でした。
アークルぽくシックにしてきました!なタロちゃんのグリーンベルベットスーツ(出てきた瞬間、客の大半はこう思った事でしょう「まだ着れたんや!」。案の定、タロちゃん「パンツのボタンは外れております」)をはじめとして、ダカさんはボタンダウンのシャツに細ネクタイ・デニム、
他三人は…あ、いつもと一緒。マシータさん裸(笑)。「裸だと失礼だと思ったんで、シャツを着ようと思ったんですよ・・・そしたらシャツを忘れました」 タロ「忘れるほうが失礼だよね」。だからいつもと一緒の、半裸状態。

曲も、是非聞きたかった曲を2曲ともやってくれて、それがまた圧巻でした。

まず「GARDEN IN THE SHELL」。
ラスト転調して一瞬の内に歌が劇的になる部分で鳥肌。実りまくり。

「SUMMEREND」。
本編ライブでは聞けなそうで超絶残念やっただけに、始まった瞬間、心ん中で
「キターーーーーー!!」大絶叫。
ラストの吉村さんしか弾けないギターソロをどうするんだろ?とワクワクしてたら、タロちゃんがアコギで奮闘。吉村さん特有の歪んだ音を、ロマンチックで哀愁あるソロ(あの演奏方法はなんていうんだろう・・・押尾コータローちっくで伝わるだろうか)で締め括り。夏の終わりを感じさせる曲が、初夏の夕方を思い起こさせる曲として、また新たな魅力発揮。

アコースティックライブって事で、みんないつもより三割増しぐらいでマジ顔でした。タロちゃんなんか演奏中ほとんど客見てないし。いつものライブやと、あれだけ客見てる人が。ギター目立つ場所じゃ口が丸く開いてる始末。結構頻繁にチューニングしてらしたんですが、調整中、見事に全部口開いてました(笑)。最初ワザとかいな?と思ったんですが、途中でこりゃ違うなと。集中しきると口が開くんでしょうか彼。子供かい。いやもう、かわいいからいい。全肯定。

あと社長が!
もう見るからにめっちゃ頑張ってた!!!
アークルを1番楽しみにしてたの、この人やと思うんですよ。以前からの発言をかんがみると。
そんなワクワク感とか緊張感がまぜこぜになった雰囲気が、いつものあのしれっとした表情の上に乗っかっていました。楽しそうでした。最近、ラジオ等聴いてても思うんですが、社長すごく楽しそう。張り切り感が漲ってる感じがする。毒舌にもますます遠慮がなくなってきたしね。そういう開放感みたいなものが歌にも現れてる気がする。聴いてるこっちもウキウキする。

マシさんとイモさんはいい人やったなーと。
イモさん、会場中を釘付けにしてました。めっちゃ歌ってる二人(ダカさんタロさん)の後ろであのいつものキレありすぎるダンスを披露(笑)。あ、けどなんの曲やったかな、「FEEL」やったかな、イモさんセッティングはキーボードとその上にちょこんと置かれたピアニカやったんですけれども、「FEEL」のイントロに入ってるピコピコ装飾音と「ラー、ラーラーラー♪」(わかるかなこれ)というメロディの部分を、同時に一人で、装飾音はキーボードで、メロディ部分をピアニカで、二刀流。ピアニカのホース部分が固定されてない分、ちょっと両手使いは難しそうでしたけど、かっこよかった!ライブの時じゃ、客席からイモさんの動きなんてダンスしか見えないから(笑)、すんごい正確に動いてる指が見れてお得気分でした。かっちょええのう。

マシータさんはいい人。カホンの紹介するシーンなんて、歌のお兄さんかと思った(笑)。
言うても音の要ですから、カウントとるのも、社長と顔見合わせてリズム合わせるのも、かっこよかった。後、小さなおもちゃのコンガみたいなものを、人差し指と中指の2本だけて叩いてらしたんですが、ええ音してはりました。私、自分自身がああいう楽器を満足に鳴らせたためしがないので(仕事で叩いてみても、いつも「何か違う」と言われる)、余計にかっこえーなーと。

ダカさんはとてもリラックスムードでのびのびと。40にもなる男性捕まえて「のびのび」は失礼な気がしますが、本当にそんな感じ。演奏する事自体が非常に楽しそうでした。

そう!みんな今回、本当にのびのび・リラックスムードで。
あけっぴろげで、お客にすごい優しかった!それが今回の一番の特徴。
アルバム聴いたときの印象と重なりますけど、スコーンと抜けた感のある雰囲気がとても心地よかったです。

うーん、ほんま楽しかったなあ。会場さえあれば京都でも和歌山でもやってくれそうやし、機会があれば(それで比較的近場なら)是非「アークル」、行きたい。交通費、全然惜しくない。それほど楽しかった。もも、ありがとねー!



曲順に沿ったレポはまた後日。今、曲目を必死に拾ってる最中でやんす。
これだけは絶対残しておきたい。メラメラ。ガッデム仕事め。
にも係わらず、自分のメモ(100円バスのパンフに走り書き)が汚すぎる点について。自分で微妙に読めないことについて。がんばれ私。