THE HIATUS 「the afterglow tour 2012」

10月から現在に至るまで、またあっという間に放置プレイでした。
なんかひとつ前の書いてるの見たら遺言みたいでびっくりしたwww
多分、なにか考えてたんでしょうけど、何か忘れてるぐらいのものです…。



11月からは何してたかっていうと、ハイエイタスのツアーをずっと巡ってました。


The Afterglow Tour 2012 [DVD]

The Afterglow Tour 2012 [DVD]


これです。
気がついたら10公演中、8公演見てた。バカですね。
なんでこんなに休みがないんだろうと思ってたんだけどそりゃそうだ。
休みごとにどっか行ってたし、合間に現場だってあったり。
けど本当に素晴らしいツアーでした!!!!!
音楽の昇華、または可能性とその表現について、
みたいな命題が見事に体現されていたステージであったんだけど、
自分の中では「ハイエイタス」そのものを
完全に「一人の男性の再生の物語」として見ているところがあって、
そのストーリーとしても鳥肌ものでした。

人間って、ほんと再生するんだよ。生き返ることができるんだよ。
その過程をじーと約一カ月かけて観察していたような気分。

ほそみさんが舞台からなんども「本当に音楽やっててよかった」って
繰り返すたびに、この人は本当になんていうか、まだ疑っていたのか
(音楽とか自分のその才能とかそういうものを)と思っちゃって
うっかり笑いが漏れてしまうけれども、
この密度の濃いステージでツアーをやりきったことで、
きっともう、自分が音楽に、そして観衆に、きちんと愛されている、
ということをようやく飲みこめたのかなあって。
バカだからすぐ忘れる、って本人は笑うし、
バカだから、というより多分心底疑り深い性質のせいで
またすぐ「俺なんてどーせ」なんてという病気を発生させるだろうけど、
そんな時にはまた自分の歌で会場を響かせて、
そこから帰ってきた反響で、自分を膨らませてこの人は生きていくんでしょうね。

まさしく人はひとりで生きていけねえ、っていうそのモデルケース。

ああ違うな。人は再生できる、じゃないな。
人は「何度」でも再生できる、だな。

細美武士というひと、なんでこんなに
(言葉悪いけど)面白いんだろう、って時々ふと考えるんだけど、
今でも、良い、ぴったりくる言葉は出てこない。
ただ、面白いんだよなー。
なんでこんなに胸キュンになる存在なのか。
謎です。きっといつまでも謎なんでしょうね。
あ、大事なことなので注釈しますが、胸キュンしてるのは絶対男女問わずです。
男子のハートもわし掴んでる。それが細美武士という男。
さすがア●ル好き
(本当もうこの発言やめなよ…
(妄想裏付けされてるようで喜んでいいのかなんなのか
(いつだって複雑だよ…wwww




以下、自分メモ。
 

●11/15(木) 福岡
自分たち的初日(ツアー自体は札幌初日)。隣では大相撲九州場所
最初の3曲ぐらいはすごい客席静かで、みんなどうしたらいいのか解ってない風だったけど、明らかな「あ、いま沈黙が破られた」みたいな瞬間があって、そこからうわあって客席の熱がうねったのが印象的だった。後でももやんと「うわっってきた瞬間あったよね!」と話題にしたから、確実にあった。こう、コップに水をこぼれる手前まで注ぎ、ギリ表面張力で保っているところへ最後の一滴を垂らしたら、瞬間にぶわって液体がこぼれ出した、そんなイメージ。そこからはもう圧倒的だった。ホテルまでの40分ぐらいの道のりを、「細美さんよかったハイエイタスマジよかった」という会話で始終埋め尽くしながらふわふわ歩いて帰るほどには、もう圧倒的だった。


●11/18(日)名古屋
「Silver Birch」を始める際の「友達の歌です」という一言が好き。人に何回も見て面白いの?って半笑いでよく言われるけど、面白いに決まってるやん。じゃねーとみねーよ!名古屋はなんでか「わー、耳が二つじゃ足りねーなー」と思った一瞬があった。あの、恋人と抱き合って「ああ、身体が邪魔だわ(ハート)」と思う乙女心と同じ方向性の気持ち…うん、少し前にそういう小説読んでたのでそう思ったんだと…じゃないと自分が気持ち悪い。ただ、すごくホールが響いていて、全身が耳だったらもっとまるごと音楽を感じられるんじゃないだろうか、とは思った。一瞬。ゲストにホルモンのナヲちゃん。すごい楽しくて細美さんも楽しそうで嬉しかった!!


●11/21(水)大阪/1日目
地元!今日は3階。上から見ると照明の美しさが際立って見える。今回は黄色がとても印象的に使われていて、照明さんとのディスカッションなんかあったら、その意図を是非お伺いしたいと思いますた。あと、多分ビタースィートの時だと思うんだけど(記憶自信無)、白と黒(照明なので実際には影)のモノクロの演出の時があって、それがとてもとても大好きです。まさしくモノクロ映画の世界観だった。
帰りしな通りかかったらみんなが出待ちしてたので混ざってみたら、22:30ぐらいにワンボックスで出てきた細美にーやんがわざわざ停車→窓をあけて「わざわざありがとね。またね」と言って去って行った。いい兄ちゃんだ!痛いファン風に表現すると、すげーかわいかった(萌)。



●11/22(木)大阪/2日目
今回初のひとけた代の席!幸せ!細美さんの下ネタにおお受けする管楽器さんに、無表情な弦楽器さん。わろた。あと近くて何がよかったって、いろんな方の表情がよく見えたこと。特に柏倉さんがかっこよすぎて抱いて!と言いそうになった。私が男なら多分言ってる。「柏倉さんーだいてー!」。多分、柏倉さんなら抱いてくれるはず。フレイヤの時の黄色がものすごく綺麗でした。こう、抜けるような透明感のある黄色、じゃなくってこっくりとした色なんですよね。かといってオレンジとも少し違う…もう番号とかも忘れた人間には、あまり照明は語れないw



●11/25(日)広島
この日はなんでかインソムニアが圧倒的だった。広島のノリの良さも手伝ってか、初めっから細美さんのテンションもマックスで、その一つの頂点がインソムニアだった。幸せな爆発感。あとその次のメイプルツリー。自分は音が沢山入っている音楽が好きなので、今回の構成は初めから好きなのだけど、こん時初めて管弦が入ってることの効果が解った気がした。管弦が入るだけで、特に音のクレシエンドがすごく強調される気がする。一気にドラマチックになるというか。声の次に、感情が(比較的容易に)表現できる楽器なんだなーと改めて思った>管弦。イメージでいくと、声>管弦>打楽器>電気系、の順番。音が呼吸のリズムでばんっ!と拡大される爽快感とドラマ性ってすごいなー。
この日の最後の細美さんのMCが心臓わしづかんでいってズルかった。この人、天然でこの発言してるんだったら天性の人間タラシだと思った。

「こんなこと、(普段は)言わねえんだけど…一生、お前らにさびしい思いはさせねえよ」

あくまで淡々と。台詞じゃないよ!MCだよ!客席が男子女子問わず「……ぎゃー!!!細美ーーーー!!!!愛してるーーーーーーーーー!!!」となったことはいわずもがな。
あ、そうだ。大阪ぐらいいからぺテルギウスの時に音を止めて「もうこの五人のハイエイタスは今回が最後」とか意味深ことを口走っていた細美さんですが、この日はその台詞の後、ふとピアノの堀江さんの方を見て「堀江さん、また戻ってきてくれるよね?」と言ったのが第二のハイライト。サムズアップで応えた堀江さん。なんだろう、このコミュニティーのファミリー感……先頭の細美さんが末っ子に見えてくる不思議。



●12/2(日)新潟
この日は楽しくて楽しすぎて、ライブ自体はあまり記憶にない。普通に新潟もライブも楽しかった!!細美さんなんでか時々大阪弁交じってて、なんで?と思いつつ。元々ご両親関西だから、身体にはある音なのだろうけど、そりゃもう、こっちもバカなので、全力で「細美さんくっそかわいいいいいい!!!!」と萌えました。ごちそうさまでした。



●12/8(水)東京/1日目
ここまで来ると、もう記憶が結構ぺっしゃんこなんだよなー。
この日も席がものすごくよくってテンション高い上に、細美さんがものすごく駄々っ子でね!駄々っ子でね!(二度目)。「終わるのすげえいやだー」って舞台に座り込むわ、だらだら話続けるわ、またしてもア●ル発言で客席から爆笑かっさらうわ、自由過ぎてこっちが終わるのがいやでした。最後までずーっとうだうだしてた。あ、アナル発言なんだっけな(もう隠すのもめんどい)、確か

「男も女も関係ねえ!お前らのアナルにtんk入れてぇえぐらい!」

って言ってて、男の子が「いれてー」って言ってた。そういや輝かしきアメリカの日々で覚えたという『アナル・トロンボーン』という単語が出てきたのはどの会場でだったけな……。この人の愛情表現がすべからく下ネタで、なんでなんだろう。



●12/9(木)東京/2日目
最終日。DVDになります。今日は「ちゃんとふんぎりつけた」っていうことで、昨日より一層淡々と展開。ジェイミー登場で本物のSouls聞けたのも嬉しかったけど、何が一番うれしいって、やっぱ英語ペラペラの細美さんを見るのはなんとなく胸がすく。撮影入ってるのに関係ねえ!っていって、昨日もいったけど、との前置きの後「全員のアナルにちんこいれたいです!」って言ってた。DVDになります。つうか最後にステージの真ん中で丸まってる姿も、背中に隠してた一輪のばらを堀江さんにうつむき加減で差し出した姿も、ソファに座るマサくんを上からかぶさるようにして抱きしめた姿も、ナヲちゃんの会場アナウンスも全部まるごと、DVDに収録宜しくお願いします(DOGEZA)。




ノートに殴り書いてたのをまとめ。完全に自分メモw
幸せな一カ月でした。次の新曲も、心より楽しみです。
ああ、曲順は…まあいいか。